2011年2月4日金曜日

峡谷自転車会社 その2

今回購入した Grand Canyon AL 6.0
このCanyonというメーカーは、直販オンリーという変わったメーカー。
海外通販というと、何かとトラブったときに面倒ですので、
そこのところのリスクも考えておかないといけませんね。
今回の取引で、どのような点が問題になったのかを
列挙します。

クレジットカードのセキュリティについて

今回面倒だったのが、決済が下りる、下りないのやりとり。
結局はカード会社が海外のオンライン決済に対して、
セキュリティを強化していた為に起こった問題。
もし今後海外通販で10万以上のカード利用をする際は、
事前にカード会社に連絡しておくとスムーズに進みますよ。

荷物の状況について

現代では発送されるとトラッキングナンバーを知らせてくれるので、
情報が更新されれば荷物の行方は把握出来ます。
今回UPSという運送会社でしたが、国内に入るまでは
随時情報が更新されてて、問題ありませんでした。
日本国内に入ったら、UPSはヤマト運輸に引き継ぎされるので、
ここでもう一度トラッキングナンバーが変更されて、
ヤマト運輸の管轄になるようです。
12月にフレームを購入されたM川さんの場合、日本に入ってきたとたん、
情報更新されずいきなり配達されたとの情報だったので、
日本UPSに問い合せて新しいトラッキングナンバー情報を得たので、
荷動きは把握出来ました。
ただし、最後の調査中は未だに不明です。ま、届いたからよろし。

梱包について

Canyonの場合、完成車を買う梱包用のダンボールも自動的にお買い上げになります。
これが€14.2するのですが、諦めるしかありません。


こんな箱でやってきます。











ドイツからの長旅から破損を防ぐためにいろいろ気を使ってありますが、














Yの文字の下あたりに破れがありました。ヤマトの人も気になったようで、
現場で直ちに開梱してみると


クランクにもフレームにも打痕もなく、
幸いにして無傷でした。
このへんがリスクですね。













ちなみに梱包状態ですが、

こんな感じでしっかりしてます。



















フォークのアウターとダンボールが少し干渉。
幸いにして無傷。

















エンドの保護のために集成材にクイックが通され、
ガッチリ固定されてました。
ナイスアイデア!















カセットには箱が被せてあります。
ちなみに、空気は結構入ってました。
貨物室も予圧されてる?
気圧の関係で破裂しないんでしょうか??













上記のように、直販メーカーならではの梱包のノウハウがありますね。
箱も使い回しが出来るので、海外遠征も怖くない?

諸経費について

Canyonの場合、完成車の送料は€299
かなり高い気もするが、梱包料も含まれると思うとこんなもんかな?
税金については、関税と、消費税。
今回関税は無税。(一定金額以上はかかる)消費税は2,800円でした。
これは、本体と、オプション品の価格の60%に対して5%課税されました。
(課税レートは€1=¥110.63)

車体価格については、Web上の表記は現地での消費税(16%)を含んでます。
総購入費用は、お会いしたときにでも聞いてください。

保証の問題

このメーカーであれば、フレームも保証あり(6年)
事故等で全損した場合も一定の料金で交換してくれる(3年まで)

補修パーツについて

MTBで問題になるのがエンド部分の破損。
購入手続きを進めると、自動的にディレイラーハンガー購入を勧められる。

念の為に3つ注文したら何故か4つ来た。
もしかしたら、最初から予備が付いてくるのか?
ちなみに1コ€14.2(同時購入割引価格)
パーツは後から注文すると、送料が€120かかるから、
同梱が吉












その他の問題
ヨーロッパメーカーなので、ブレーキが左右逆ですね。
組み換えの必要あり


以上のような注意点がありますが、これもネタとして楽しめる人は
チャレンジしてもいいのではないですか?(オススメしてるわけじゃないです)
あくまでも、自己責任で。メンテも自分でやる人じゃないとね。

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