2011年1月24日月曜日

平成22年度普及・指導者養成講座

先週末は、日本マウンテンバイク協会主催の
普及・指導員養成講座を受講してきました。
参加メンバーは、MTBイベントで精力的に活動している
9名と、昨年の受講者がアシスタントとして5名、協会の事務局の方と、
インストラクターが1名
みんな、MTB歴も長く上手な人ばかり。僕一人場違いな感じ。
土曜日のメニューは、一般的なスクールの体験と、座学。
まずは、基本姿勢、ブレーキング、コーナーリング等を、
基本に忠実にお勉強。
普段何気にやっていることを、人に伝えることの難しさを痛感。
その後、上り下り、丸太越え等メニュー。
体重移動、姿勢変化、荷重・抜重をみっちりと練習。
最初は全くうまく出来なかったが、インストラクターの指導が的確で、
すぐにコツが掴めました。
まだまだ全然出来てないので、これから一生懸命練習します。
普段意識していなかったことをちょっと意識するだけで、
こんなに動きが変わるとは。びっくりです。
実技の後は座学。
MTBの歴史とか、背景とか、昨今のトレイル問題とか、
濃い内容です。
さらに、実践として参加者を3グループに分けて、
今までに無いMTBイベントをどう開催するかという、
プランを練って、各グループで発表。





 (一部モザイク処理)








各グループ共に実現できそうな?内容で、
大盛り上がり。
新しいスタイルのMTBイベントが実現するかも。
座学が終了し、就寝するまでの間の話も濃かった。
みんな熱い人ばかりです。
翌日の日曜日は、昨日勉強したことを踏まえて、
受講者が講師となって模擬スクールを開催。
対象者は小学生という設定で行います。
一人当たり10~15分程度で交代して、
その都度、問題点、改善点、よく出来ている点などを
みんなで討議します。
基本姿勢、ブレーキのかけ方、コーナーの曲がり方等を
分かりやすく、簡潔に、飽きられること無く伝える難しさ。
痛感しました。
講義風景は、抱腹絶倒の大爆笑の連続でしたが、
みんな真剣でしたよ。合言葉は、「ロック!!」
小学生相手のメニューが終了したので、
次は大人を相手にした模擬スクールという設定で、
同じように行います。



このように、みんなで意見を出し合い、スクールの質を高めていきます。
あっという間の2日間の講座でしたが、得るものは大変多かった。
今回受講できなかった方も、是非来年は受講をオススメします。
特に、イベントを主催する方、ショップの方は損は無いですよ。

普及指導員の他には、インストラクター検定があり、
今年も何名かチャレンジするようです。
僕も来年受けようかと思ってます。それまでみっちり練習します。

2011年1月22日土曜日

北摂ラリー2011 その4

今回初めて北摂ラリーに参加して感じたことなどを少し。

北摂エリアの山の地形は、九州の地形とはちょっと違う。
山の高さ、勾配の具合がよくて、極上のシングルが長く続く。
九州レイドのラリーで言えば、やぐらしかラリーの規模を大きくした感じ。
雪のため、思う存分走れなかったが、それでも楽しく走れた。
また走りたいと思うのはコースだけではない。
クリエイターの教祖様、スタッフの皆様のおもてなしが心地よい。
nセンセのブログにも書いてあったが、人と人のつながりが楽しい。
これは、昨年オブシディアンに参加した時にも感じたことだが、
スタッフも、参加者も全力で遊んでいることがすばらしいと思う。
知らない土地に出かけ、知らない場所を地図を頼りに走る。
シンプルだけど奥深い。
またさらにのめり込んでしまった。

初めての極寒の雪の中の走行で気づいたこと。
とにかく、体温維持のためにかなりのカロリーを消費する。
いつもより多めに補給したのですが、全然足りなかった。
死活問題に関わることなので、要注意。
ウェアに関しては、ゴアテックス等の素材のものが
やはり快適だった。
今回はk1roさんおすすめの、ファイントラックのインナーが
終始ドライ感が保てて快適だった。
アウターは、ゴアテックスと同等な素材のヨーロッパブランドの
モノを装着。これは、撥水性と水分の発散が両立されたもので、
かなり快適だった。
引き続き使用してみよう。
いつものミニラリーとは違い長丁場になってくると、
バイクの重量も考えないと。
フルサスの走破性は捨てがたいが、やはり重い。
シンプルで軽いハードテールが使いやすいね。
特に私は、腰、膝等が悪いので、この先長くMTBに乗るのであれば、
いろいろと考えた方がよさそう。
その他、走りながらいろんなことを考えたですが、
ここでは割愛。どこかでお会いしたときにでも聞いてください。

最後に、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
できたら、また来年参加したいと思います。

2011年1月20日木曜日

北摂ラリー2011 その3

宿に帰ってきて、風呂で冷え切った身体を温め、
晩ご飯を食べると少し元気になってきた。
しかし、脚と、首と、腰が痛い・・・・。
ブリーフィングで渡された地図は2枚。といっても
実質1枚に納まるルート。
集落から山へ入る道が解りにくそうな印象。
身体の調子は悪いが、40キロ程の(リエゾン含む)走行なので、
何とかなりそう。
前日あまり寝てなかったので、宴会も早々においとまし、
早めに就寝。大寒波はどう影響するのか。
 朝起きてみると外は・・・・・・・














10センチほどの積雪でした。修行ライドになりそな予感。
覚悟を決めていると、九州勢で相談開始。
どうも、高速が通行止めになっているので、今日中に帰れるのかどうか
微妙な展開。
口では「月曜日までに帰れれば大丈夫」ねんて言ってますが、
みなさんいい大人なので、仕事を休むわけにはいかない。
ということで、2日目のライドはキャンセル。いや~っ、残念だ(笑)
ということで、厳寒のお山に繰り出すみんなをお見送り。
あまりにも軽装すぎて寒くないかと、
みんなに心配されるk1roさん。
しかし、取り出したウエアもペラペラじゃない?
厳寒のなかいよいよデパール

寒そうだけど、走ってみたかった。
見送った後は帰るだけ。


















未だ広島近辺で高速が止まっているので、
とりあえず、昼飯を食べに岡山県の日生へ。

名物のタマちゃんのカキオコを食べるのだ。
カキオコとは、牡蠣の入ったお好み焼き。














食べてみるまではそんなに期待してませんでしたが、
食べてびっくり。
サクサクした表面に、濃厚な牡蠣の味。
ソースでも美味しいし、岩塩で食べるのも最高。


こちらは、カレーが掛かっている。
これまた絶品!



四角いのは穴子入り。
岩塩で食べるのだが、超絶に美味い。









1時間半待って、わずか10分でペロリ。
もっと注文すれば良かった。
勢いづいた我々は、「次は広島のお好み焼きじゃ~っ!」
なんて言いながら高速へ。
幸いにして通行規制も解除されたので、帰れるうちに帰ろうと、
広島焼きは幻に終わる。
そのかわりSAで尾道ラーメンを食す。
その後は何とか通行止めにはならずに、
やっとの思いで関門海峡へたどり着く。














壇ノ浦PAで関門橋を眺めてみる。綺麗だ。
下関といえば、ふぐだろってことで、














フグ丼。微妙にコストパフォーマンス悪し(笑)
最後の最後まで食い倒れて、僕の家に着いたのが22時前。
宿を出てから12時間もかかってる。
心残りは、宿のカツ丼を食べれなかったこと。
こりゃ、また来年行かねば!

その4へつづく・・・

2011年1月19日水曜日

北摂ラリー2011 その2

PC2で一息ついた後、ミチさん、シオゴンさん、モリモリさんとしばらくパックで進む。
ここから次の山まで約20キロくの舗装路区間だ。
気温もドンドン下がってきている。急がねば。
一つ目の峠を越え集落に入った辺りでシオゴンさんが先行。
ミチさんは、脚の不調。僕は脚の売り切れ。雪も降ってきてこの後どうなるの?
ミチさんの後ろにぴったりついて、楽をさせてもらう。情けない。
途中のコンビニで補給し、いよいよ最後の山に入る。
ここからが辛かった。誤魔化してきた脚も限界を迎えつりまくる。
何度も、何度も休みながら、尾根上のQ5を目指す。














やっとの思いでたどり着いたQ5。路面に雪が。
この時点で15時半前。アリべまでもう一息だ。
ミチさん、モリモリさんに励まされながら、544を回りこみ
お尾根伝いを進む。
結構雪が残っていて、先頭集団は大変だったろう。
僕らは轍をトレースし、そこそこ乗って行けた。
途中、モリモリさんのリアディレイラーが破損するトラブル。
修理せずに走って押していくとのこと。
日暮れまでの時間が無いのだ。申し訳ない。
そのつぎのトラブルは僕に。
雪にFを取られて前転&顔着。
幸い、下が雪だったおかげでダメージは少ない。
しかし、首が「グキッ」となったときは焦った。折れなくてよかった。
原因は、疲れと、集中力の欠如。
この時はスタンディングもままならない状態で、
つい横着して段差を下りたためにこうなった。
それ以降は、きちんと乗ることを心がけ、
脚のつりに何度か悩まされながらも、やっとQ6














3キロ弱の距離を30分もかかっている。日暮れまであと20分。
とにかく、集中してQ7を目指す。
シングルを気持よく下ってきた地点にQ7があった。
ワンカップと言えば大関のイメージだが、地元のお酒らしい。
このワンカップ、僕の位置からは立木に隠れてて、
最初は見えなかった。しかも、nセンセが、ラベルが裏になるように、
回していたらしい・・・・・・。やられた。
いよいよ太陽も沈む寸前。急いでQ8へ。














Q8のビールの銘柄を確認し、最後の極上シングルトラックを下る。
日は沈み、回りは薄暗くなってきてるので、
最新の注意を払いながらも、鬱憤をはらすように
楽しく、楽しく一気に下る。爽快だ。
あっという間に下り終え、ゲートを越えて近所のオバチャンに
公民館の場所を確認してアリベ。やっと終わった。
なんとか真っ暗になる前にたどり着くことが出来た。
ここで、暖かいぜんざいなどを頂き、ほっとする。
アリベスタッフのみなさん、寒い中長時間待っていただいて、
ありがとうございました。
後追いのモリモリさんにも、大変お世話になりました。
寒いとエネルギー消費量がものすごいんですね。
十分補給したつもりでしたが、2度もゼリーを分けていただきました。
本当にお世話になりました。
本来なら、アリべから宿までは12数キロのリエゾン区間でしたが、
僕とミチさんは・・・・・














めでたく回収。ありがたや。
車中でしみじみと「ここを自走しなくて良かった」と思うくらいの、
辛いリエゾン区間でした。
途中、雪に降られながらも、何とか初日は天気が持ちました。
大寒波到来の2日目はどうなる?明日は40キロだよ。

その3へつづく・・・

2011年1月18日火曜日

北摂ラリー2011 その1

nセンセ、ミチさん、シオゴンさんと僕との4人で参加してきました。
車で快適に移動し、土曜の2時前に現着。
翌朝は7時ブリーフィングなので、3時間ほどの睡眠時間でした。
教祖様のありがたい爆笑ブリーフィングの後、8時半デパール。














お山へ入るまでの舗装路が凍結してて、2度ほど転倒。
雪の残っているところは抵抗が多いし、一体ドコを走ればいいの?
シングルに入ってからは、ミチさん、シオゴンさんとパックで走行。
ミチさんは年末に痛めた足首がツラそう。
僕も調子が上がらず、しかも久々の担ぎで早くも脚に来てる。
Q1,Q2と順調に進み、2時間ほどで PC1へ到着。














この時点でまだ20キロ弱。やっと1/3を消化。
この後は、途中1箇所行きすぎて戻ることに。
次のシングルに入る前に不動明王にお参りする。
ここから尾根までの担ぎ上げが苦しい。
軽いバイクが欲しくなる。































何度も休憩しながらゆっくり登る。
先はまだまだ長いのだ。
Q3を確認し、鹿避けのネットを迂回して
倒木の斜面を無理やりトラバースした後に、
遙か先に行っているはずのシオゴンさんが、自転車持たずに
走って戻ってきた。なんと、カメラを落としたとか。
無事見つかることを祈りつつ、先に進む事に。
Q4の鉄塔までの道を楽しく走り、Q4を確認。
無事にカメラを回収してきたシオゴンさんと共に、ここで昼食タイム。
前走者の話によると、この先で熊を見たそうな。
妖怪アメフラシこと、石○氏も追いついてきた。
一同この先の天候が不安になる。
13時過ぎにPC2へ到着。
暖かいスープ等を頂き一息入れていると、
後追いのモリモリさんが追いついてきた。

nセンセと、AナイさんはPC1でELしたらしく、
どうやら僕らが最後尾らしい。
残りの地図はあと3枚。日暮れまであと4時間。
既に売り切れた脚でどうなることやら・・・。

つづく・・・

2011年1月4日火曜日

本年もよろしくお願いします

2011年もすでに4日過ぎました。
年末年始はなんとなくだらだらと過ごしてしまいました。
北九州は雪も降らず、雪山ツアーも出来ませんし、
年明けてからはずっと雨なので自転車にも乗れてません。
腹回りがますますパワーアップ中です。
本年もボチボチ頑張っていこうと思います。

昨年を振り返ると、非常に充実した1年でした。
とれとれに引きこまれて、無謀にもオブシに参加。
これがいろんな意味で転機となりました。
その他、いろいろなイベントに参加するうちに、
たくさんの素晴らしい自転車仲間に出会えたことも、
ありがたい事だと思います。
真夏の滑床や、うだるような暑さの汗汗フェスタも
良い経験でしたし、10月の韓国ライドも思い出に残るものになりました。
さらに、フルサスに乗り換えて、また違う世界が見えてきました。
今年も楽しいことがたくさん待っているようなので、
今からわくわくしています。
初心者ですので、何かとご迷惑をおかけするとは思いますが、
本年もよろしくお願い致します。