2013年1月16日水曜日

やぐらしかラリー2012

14日の成人の日は「やぐらしかラリー」に参加して来ました。
このラリーの特徴は、縦横無尽に走る抜群のトレイルと、やぐらしい(めんどくさい)ヨリヨリ。


まずは用語説明


用語説明

デパール(スタート地点)
アリベ(ゴール地点)
EL(エリミネーション。通過制限時間あるコントロール。制限時間後はショートカットルートへ進む)
PC(チェックポイント。有人と無人あり)
QP(クイズポイント)
シングルトラック(MTB1台が通れる位の道)
ヨリヨリ(コード等を束ねるためのヨリヨリするやつ)





天候は小雨。寒さに震えながらブリーフィングを終え、10時15分にデパール。
地図はA4・1枚だが総距離は30キロくらい。
まずは最初のELは、
デパール後30分なので、かなりハイペースで行かないと間に合わなさそう。
SC1までは団子状態。
















SC2に入る尾根担ぎの入り口がなんとなくイメージに合わないが、登ってみると
すぐにSC2発見。
ELポイントに入るシングルトラック入り口はダミーがあるとの話だったので、
コンクリ上り道の分岐を過ぎ注意して進んでいると前からシオゴン登場。
プチロスト中だったらしい。
すぐに正規ルートを発見し、無事ELポイントに到着。
デパール後35分くらいだったけど、延長されていて無事通過。
この時点で4番手。
ここからはシオゴンさんとランデブー走行。
林道脇の笹薮からシングルトラックに入りPC4へ。


やぐらしか名物、ヨリヨリチェックシート。
自分の名前の横のパンチ穴に付いている
ヨリヨリを外し、次のPCのチェックシートに付け替える。
取る→付ける→取る→付けるを繰り返すが、
ウインターグローブの付け外しも面倒で、
本当に「やぐらしい」







先行していた二人はなぜか消えてて、トップに浮上。しかし、すぐに追いつかれ4人パックで進む。
PC5への入り口も無事発見し、順調に進むが、なかなかPC5が出てこない。
尾根キープで進んでいくと無事発見。






PC5は塩ビ管にまかれたテープの数を答える。
ちなみに、この下の担ぎ下りはズルズルで最悪。













PC5を取り、その下の鉄塔の中心で「アホアホ」とつぶやく




T字に分岐してる送電線。











PC6へのアプローチは杉林の中。




整然と植林されている林の中は、
どこもかしこも道に見える。
コンパスで方向を確認し進む。










大きな楠の幹に横たわる一升瓶にに出会えると正規ルート。
この分岐を北進。













ここはクリエイターが言うほどに
難しくはなかった。
この時点でデパールご1時間半。次のELは2時間だったのでかなり微妙だが、
延長されることを祈りつつ進む。
PC7へのアプローチはプラ階段。後続組は迷ったらしいが・・・・なんで?
PC8は快走ルートの途中にあった。



あまりに楽しい道だったので4人で見逃す(笑)
そして、4人で引き返す。











EL9は、やはり延長されていて無事通過。蒸しパンとコーラを補給し先へ進む。
PC10へのビロード谷は圧巻。



コケの状態が素晴らしい。












このあたりで、私の脚は本日終了。しかし、前を走っているシオゴンさんは、
前日菜の花マラソンを3時間33分で走り切って疲労もあるだろうに、
そんな素振りを見せない。
なんとか気合で付いて行く。意地だ。
PC11は作業道下りの左側。最後のヨリヨリ取り付けを完了し、
最後のQP12へ向かう。
QP12へのアプローチ手前で、先頭はAさおさん、10メートル離れてシオゴン。
30メートル離れて私。その後ろにKataさん。
Aさおさんが入り口のシングルを見逃し直進した事を確認し、シオゴンがスパート。
僕も見逃し、Kataさんに追いつかれてしまった。



QP12はこれまたテープの数。

















ここで先行するKataさんが分岐を直進したのを確認してから(笑)
右へ分岐する。
次の分岐を左の所を右に行きそうになって方角を確認していると、
山の上から地響きが。
イノシシの親子がありえないスピードで10メートル先を通過。
跳ねられなくて本当に良かった。
ほっとしていると、Aさおさん、Kataさんに先行されてしまう。残念。
後はアリベまでの舗装路区間。売り切れた脚ではスパートもかけられず、
4着でした。
今回は、人生最高体重でのとれとれ参加となり、非常に辛かったですが、無事完走できてよかった。
課題の地図読みは、ソコソコ読めていたのですが、体に余裕がなくなると集中力も落ちて、
ミスしやすいですね。もっと頑張らねば。




2012年12月26日水曜日

ドリーネラリー

12月23日は、kataさんクリエイトのドリーネラリーに参加してきました。
天気予報ではお天気は持ち直すとのことでしたが、デパール(スタート)時点で弱い雨。
しかも気温が下がって寒いこと。
鼻水をすすりながらアップ出来ないまま、結構ツライ上り区間を経て、
汗だくになりながらも絶景ポイントへ。








晴れていればもっと絶景だろうに。
ざんねん。






ここは開けた場所なので、目印に乏しく右往左往。
見つけたはずのSC1も実は間違いだった。
QP(クイズポイント)1に向かうべく、階段上の道をすすむが、
ペースが上がらない。
QP1の看板の石の数をチェックし、有人ポイントのPC(チェックポイント)1へ向かう。





ここで待ち受けていたのがコーラ。
これを飲み干すまでスタート出来無い(笑)














ここで、Oのさんと一緒になり、二人でQP2を目指す。
押し上げている途中で、さっきのコーラが戻ってくる(笑)ツライ。




まだまだ余裕のOのさん。











QP2は木に巻かれたビニテに書かれた数字を答える。
しかし、ビニテが無い。諦めて進めばよいものを、
結局15分くらい探してしまった。








木の根元付近に破り捨てられたビニテ発見。












なんとか意地で発見したが、ロスしただけであんまり意味なかった。
割り切りも必要ですね。
ここでフクちゃんが追いついてきて、3人パックでウハウハの下りを一気に下りて、
SP(サービスポイント)2へ。







マネキンの左手に巻かれたビニテの本数は?

もう一体のマネキンは東京へマネキンドック入りらしい。











一気にくだったので、当然次は上り。ここいら辺から、エネルギー切れで、
二人から遅れ気味に。しかも吹雪。辛かったがなんとかついていく。
SC2で写メをとっていると、nセンセも追いついてくる。
QP3の入り口を過ぎて4人でロスト。nセンセだけは復帰が早く、逸れる。





QP3 看板に書かれた色を表す文字は?










ここからは地図にない分岐に戸惑いつつも、フクちゃんに引っ張ってもらって、
なんとかQP4へたどり着く。
しかし、ここの区間、かなり楽しかった。一部ガレてましたが、楽しく走れました。






QP4 橋の名前を正確に答えなさい









ここで、大失態。ぱっと見「ひらたにはし」と見えたのですが、
よく見ると蜘蛛の巣のせい。
正解は「ひろたにはし」でした。
PC2についたときはEL時間をとっくに過ぎていたのですが、何故か延長されてて送り出される。
この時点で、完全にハンガーノック状態でした。補給失敗。
ここからは気力で進む。
QP5でまたまた時間ロス。いま地図を見ると間違う要素はないのだが、
寒さと疲れで思考能力停止しると、かんたんなところでもドツボにはまる。
ブリーフィングで言っていた、「トタン板を横切る」という言葉の解釈の間違いだ。
ダミーテープも発見しつつ、QP5をクリアする。



ダミーのQP















こちらが本当のQP5

数字を答える。










ここからPC3まで、とにかく延々とリエゾン区間。全く余裕のない僕には辛かった。
PC3で問題「QP3~QP4までの区間に道の名前は?
いろいろ答えがあったらしいが、歴史の道と答えておいた。
PC3で補給しQP6へ。ここの問題はPC3からQP6までの左の電柱の数。
ここからQP7までの記憶が殆ど無い。ふらふらでした。






QP7はビニテの数字









ここまで来たらもう一息。
QP8でライオンを確認して、なんとかアリベ(ゴール)しました。

九州と全然違う路面状況でかなり面白かった。
しかし、雨に濡れた石灰岩があんなに滑るとは。びっくり。
今回も寒さにやられて散々でしたが、またこのエリアを走ってみたいですね。
トレイルもかなりたくさんありそうですし、今後が楽しみです。
kataさん、来年も楽しみにしてますよ~。

ちなみに順位は10人中6番でした。
実質2番手だったシオゴンさんは、なにかに取り憑かれているようで、
解答用紙を落としで7着(笑)
1番はK元さん。ブランクを感じさせない高次元な走りでした。

週末はやぐらしかラリー。こちらも楽しみです。



2012年12月14日金曜日

日本マウンテンバイク協会「平成24年度MTB普及・指導者養成講座」

12月8,9の2日間に渡り、日本マウンテンバイク協会(JMA)の普及・指導者養成講座が開催されました。
昨年に引き続き講師はA級インストラクターの亀和田先生と、今田先生と磯島先生。
サポート役としてB級インストラクターの面々。
受講生は、九州レイドの重鎮、ミチさんと、モツくんと、マッチの3名。
この3名は乗れる人なので、教える方も大変でした。
初日は最初に座学をやって模擬スクール。
模擬スクールはこんな感じ。





基本姿勢の説明


















激坂上りのポイント。














戸締り用心~火の用心~♪(違)













ペアになって60秒で8の字ターンが
何回出来るかチーム戦。
僕とミチさんとで19回。優勝しました。









上記動画は段差上りのポイント。前輪をどのように上げるか。

以上のような内容を実際にスクールを開催する上で、
どのように展開するのか反復して練習します。
ただ実技をやるだけでなく、目線、話し方、位置取りなど、スクール参加者に
効率良く教えるためのノウハウをみんなで出し合って高めていきます。


夜は3グループに別れてテーマについてのディスカッション。







1億円あったら、MTB普及のためにどう使う?


















全国レク大会でどんなことをやるか?











それぞれグループ別に発表を行いました。
その後は夜の懇親会。これがまた面白いんだよね。
いろんなお話が聞けて楽しかったです。

2日目も午前中は座学。






山に入るときの装備について。
何でもかんでも持っていけば良いってわけでもない。
過去の経験からピックアップ。






午後からは3グループに分かれての模擬指導体験会。
講師を交代しながら、準備体操~バイクチェック~基本姿勢~ブレーキング~
コーナーリング~、激坂上り下り~段差上り下り~等々チェックしていきます。
















みなさんお疲れ様でした。
参加する度に、新たな発見があり、非常に勉強になります。
ここで習得したことをMTBの普及のために役立てていきたいと思います。
質問等あれば個別に直接おたずね下さい~。



2012年11月26日月曜日

中津江村ワイルドライド

例年「あの山の向こうへ」というロングライドイベントを開催していましたが、
今年は夏の豪雨の影響で林道が崩落しており、ロングライドイベントとしてではなく、
中津江村をワイルドに楽しむイベントとして開催しました。

まずは土曜日。
スタッフは前日よりお泊りということで、ケビンで宴会。
今回もメニューは水炊き。それに地元のきのこを使ったきの汁。
きのこ汁は初挑戦でしたし、予定外だったので調味料も不足してたのですが、
水炊きの出汁と、白だしでなんとかまとまりました。





水炊き






しいたけ、ひらたけ、なめこ。
どれも特大で美味しい。








中津江の夜はいつも盛り上がりますね。予想通り深夜まで楽しい話で
大笑い。

日曜日

朝の気温は確実にマイナス。前日降った雨のお陰で霧が立ち込める状況でした。
防寒対策をして、開会式へ。






理事長のご挨拶のあといよいよライドスタート。










まずは鯛生金山の坑道を走ります。
坑道の中を走れることなんてめったに無いのでみんな大
はしゃぎ。たっぷりと時間を掛けて観光。
坑道走行のあとは、延々と舗装路を上ります。
気温は低いが天気も良くて、最高です。
あやしい補給食(笑)けっこう美味。
峠を一気に下った後はフィッシィングパークで山女釣り。

丁寧に説明して頂きます。
ここで、一番に釣り上げた人に賞品があるということで、
みんな気合が入ります。
偶然にも私が一番に釣り上げました。久々に大興奮。
みんなそれぞれ釣りを楽しみ、全員釣り上げることに成功。
堪能しました。
釣りの次は、柚子ちぎり。
竹竿に切り込みを入れて特製のゆずちぎりマシーン。
みんなで格闘して、あっという間にこんなに。
ゆずのお次はしいたけ採り。
前日の雨のおかげか、大きくなってました。
ここでも沢山収穫し、バーベキューが楽しみです。
次は、鶏の解体です。みんな興味津々。

そして、新鮮な食材を焼いていただきます。
猪肉
やまめ
とにかく新鮮で美味しい。
お腹がいっぱいになった後はこんにゃく作り。

芋から作ります。
小さく切って、ミキサーにかけて、灰汁を入れてまぜまぜ。
こんにゃくが出来上がる時間を利用して、砂金すくい。
(M井さん、写真お借りしました)
みんな必死です(笑)
30分ほど格闘し、こんにゃくも出来上がったので終了。
(必死過ぎて写真がないです)
ゆずとしいたけをおみやげに頂いて、中津江村ワイルドライド無事終了。

一日遊び倒して、おみやげまで頂いて本当に楽しいツアーでした。
来年も開催する予定なので、是非みなさん参加してみて下さいね。

最後に、山女釣りで頂いた賞品のリキュール
ラベルが怪しくてなんだか嬉しい。